間取りで後悔しがちなポイント3選・失敗しない家づくりの方法を解説|埼玉の家づくりを応援
2026.06.10(更新)
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間取りで後悔しがちなポイント3選・失敗しない家づくりの方法を解説
公開日: 最終更新日:
新築に関するスレッドなどを見ていると、「新築 後悔だらけ」「新築 間取り 後悔」というキーワードがよく出てきます。
悩みに悩んだはずの注文住宅にも関わらず、なぜ後悔が多いことになってしまうのか。
その大きな原因と、後悔しないためのコツをご紹介していきます。
後悔しがちなポイントから、家づくりを後悔の少ないものにしていきましょう。
それでは、今回のコラムの要点から見ていきましょう。
・後悔しがちなポイントは、間取りの動線・設備・収納の3つに大きくは集約される
・間取りおよび動線の後悔は、住宅会社側との生活スタイルのすり合わせ不足から起きる
・設備の後悔も、住宅会社の提案の幅が少ないと起こりやすく、施工事例をしっかり確認しながら理想の住宅に近い会社を探すことが一番の近道
・収納に関する後悔は、主に「量の不足」と思われがちですが、「断捨離」の考え方および、収納の整理方法がしやすい設計になっているか否か?で大きく左右する
・やりたいことを全部詰め込みすぎると後悔につながりやすいため、住宅会社側に主導権を握ってもらい、割り切って進めると「適材適所」のコーディネート・設計になりやすい

新築で後悔するポイントは、一体何なのか?
結論からお伝えすると、間取りの動線・設備・収納の3つに集約されます。
ただ、これもあくまで「可視化された悩み」であり、本来はもっと「潜在的な悩み」も潜んでいることから、知らぬ間に新築に対する “不満足” はかなり多いものと想定されます。
それでは、まず間取りなどの後悔に関する調査を見ていきましょう。

出典:理想のおうち
調査方法:インターネット調査
調査人数:200人(20代:15人、30代:82人、40代:71人、50代:26人、60代以上:6人)
調査主体:ARINA株式会社、理想のおうち
調査時期:2022年12月1日
調査レポート:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000224.000076895.html
発表日:2022年12月17日
上記は、民間の会社で行なった調査結果となっていますが、1位は「間取り」となっています。
この結果はどんな調査でもおおむね1位にくる内容となっており、もはや不動の1位と言っても過言ではありません。
本調査では、3位に「配置や動線」というキーワードも入っていますが、おそらくこの内容も「間取り」に集約される内容であることを考えると、間取りの後悔は非常に多いことが伺えます。
つづいての後悔は、設備(キッチンや内装材など)、そして収納という順番になっています。
他の調査でも、上記の3点は多くの方が後悔するポイントであり、新築に関しては「間取り」「設備」「収納」、この3点を注意するべきであることがわかります。

この間取りなどの後悔を防ぐための方法は、住宅会社側だけでも施主側だけでもなく、両方にその要因があるとみています。
筆者も業界に長い経歴があり、数多くの住宅会社の方と接してきましたが、住宅会社によってコーディネートや間取り設計に大きな差があります。
それは会社の規模やネームバリューに関係なく、担当者のレベルで大きく左右するポイントです。
比較的、経験をしっかり積んだ方であれば対応力があることはもちろんですが、難しい点はセンスの問題もあり、熟練している方だからイイというわけでもないです。
反対に、新人さんであってもヒアリング力に優れて、設計に落とし込める方もいるので、注文住宅における上記の後悔ポイントは会社の規模などとは関係ないことが多いです。
それでは、後悔が多い3つのポイントごとに、原因と対策を解説していきます。

間取りでの後悔の多くは、動線設計が主であると言われています。
部屋が小さかったという話は少なく、例えば洗面所に行くために大まわりしないと行けない、畳コーナーをつくったけど思ったより使っていないといった内容です。
これも多くの原因は「生活スタイル・生活の流れの把握不足」です。
多くの方は、1日のルーティーンとしてコレをやってからコレをやる、といった流れがあると思います。
その流れをしっかりヒアリングできていないと、建築側が「一般的にベターと思われる間取り」をあてはめていきます。
そうすると、「自分の流れ」と「一般的にベターと思われる間取り」との差分が発生し、なんとなく使いにくいという結果に陥ります。
対策としては、部屋の大きさだけでなく自分たちの生活スタイルや流れをしっかり伝え、平面図を使って、住宅会社側と1日の流れを丁寧に確認していくことで齟齬を減らすことができるでしょう。

設備の後悔は、住宅会社の提案の幅が少ないと起こりやすいです。
「標準仕様」というキーワードがありますが、標準仕様は一般的な設備・内装がほとんどで、こだわりたい方には物足りなくなる可能性が高いです。
反対に、標準仕様を設けていない会社の場合、その人に合ったイメージなどで提案してくれるため、設備や内装にこだわりたい方は「標準仕様がない会社」を選ぶとよいでしょう。
標準仕様がしっかりある会社の場合、見積やイメージパースの作成のスピードが早いメリットがある一方、標準仕様以外の提案力が少ないケースも見受けられます。
施工事例をしっかり確認しながら、理想の住宅に近い会社を探すことが一番の近道ではないでしょうか。

収納に関する後悔は、主に「量の不足」と思われがちです。
しかし、収納は量と同じぐらい「どこに何を収納するか」が大事です。
単純に納戸という形で収納部屋があったとしても使いにくく、棚などがアレンジしやすい仕様かつ、なにをどこに入れておくか?をしっかりイメージできる収納計画にすることがポイントです。
さらに、新築へ引っ越しするときに「断捨離」をすることで、収納に余裕ができてスッキリした状態で新居での生活をスタートできます。
収納は量だけでなく、方法および自分が持っていく量を考えながら、できるだけモノを少なくしていくことが後悔を減らす方法と言えます。

注文住宅の場合、どうしても「注文」したくなります。
クロスの色はそれぞれの部屋で変えてみようか、といった形でオリジナリティを出そうとする方がいらっしゃいますが、近年のコーディネートのトレンドを考えると後悔に至ってしまう可能性が高いです。
そのため、プロである住宅会社側に「ある程度おまかせする勇気」を持つことで、プロが見たコーディネートをしてくれます。
自分たちだけだと、アレもコレも…となりがちです。
住宅会社側の判断も適度に受け入れることで、「詰め込み」から「適材適所」のコーディネート・設計になりやすいです。
せっかくの新築だから全部選びたい!という気持ちは理解できますが、任せようと思って契約した住宅会社には、少し割り切って細かい部分はおまかせして家づくりを楽しむ方が「思っていた以上の成果物」を得られることにつながりやすいでしょう。
今回は新築で後悔するポイントを対策を解説してきました。
ただ建売でも、できているモノをみることができるので「思ったより使いにくかった」ということは少ないと思いがちですが、建売でも住んでみて初めてわかる後悔があるものです。
注文住宅であれば、なおさら自分で選んだはずなのに、という想いが後悔を大きくしているかもしれません。
3回家を建てないと満足できない、という “格言” もあるように、家はプロであっても後悔がつきものです。
今回ご紹介した「割り切り」をすることで、気持ちの切り替えなどがしやすくなるのではないでしょうか。
イエタッタ埼玉では、埼玉県下の数多くの住宅会社を紹介しており、知らなかった会社に出会える機会が多くなることでしょう。
ぜひ後悔が少なくなるよう、お気に入りの会社を網羅的に探してみるときなどに活用ください。
▼執筆▼
住宅専門コンサルタント
大手ハウスメーカー/大手住宅設備機器メーカーでの経歴を持つ
保有資格:宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー2級