マンションと一戸建ての維持費は?維持費を安くする方法や年数ごとの目安も解説|コラム|埼玉県での家づくりをサポートするイエタッタ埼玉
2026.06.10(更新)
2026.06.10(更新)

マンションと一戸建てにはいずれも維持費がかかりますが、必要となる維持費には違いもあります。この記事では、一戸建てとマンションにかかるそれぞれの維持費の種類を解説します。維持費を安くする方法や年数ごとの維持費についても解説するため、ぜひ参考にしてください。
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目次
地域や物件にもよりますが、一般的には一戸建てよりもマンションの方が維持費は高い傾向にあります。30年間住み続けた場合の維持費の例をまとめると、以下の通りです。
| 項目 | 一戸建て | マンション |
|---|---|---|
| 税金 | 240万円 | 360万円 |
| 火災・地震保険 | 60万円 | 15万円 |
| 修繕費 | 700万円 | 200万円(専有部分) |
| 管理費・修繕積立金 | 0円 | 940万円 |
| 駐車場代 | 0円 | 0円 |
| 合計 | 1,000万円 | 1,515万円 |
マンションの維持費が高い理由としては、管理費や修繕積立金がかかる点が挙げられます。
一戸建てとマンションには、共通する維持費もあります。以下で詳しく解説します。
一戸建てとマンションのどちらについても、固定資産税がかかります。固定資産税とは、所有している土地や建物に対して毎年かかる税金です。固定資産税の額は「固定資産税評価額 × 1.4%」で計算されています。
固定資産税評価額とは、固定資産税を決める基準となる評価額のことです。3年に1回の頻度で不動産鑑定士が見直しています。固定資産税について納付書が届いたら、一括または4回の分割で支払う必要があります。
都市計画税とは、都市計画区域内にある土地や建物に対して毎年かかる税金です。土地や建物が市街化調整区域や都市計画区域外などにある場合、基本的には課税されません。都市計画税の額は「固定資産税評価額 × 0.3%」で計算されています。固定資産税と同様、一括払いまたは4回の分割払いです。
火災や自然災害に備えたい場合や、住宅ローンを利用して物件を購入する場合は、火災保険へ加入します。火災保険の料金については、マンションよりも一戸建ての方が高めです。マンションは法定耐用年数が長く、火災や自然災害によるリスクが低いと考えられているからです。
一戸建てのみにかかる維持費としては、各種メンテナンスの費用があげられます。具体的には、外壁や屋根の塗装、給排水設備の修繕、床下のシロアリ防除など、さまざまなメンテナンスが必要です。マンションとの大きな違いは、費用の確保や工事の手配を自ら行う点です。すべてについて自分で対応するため、修繕する部分やタイミングなども自由に決められます。
一戸建てにはかからないものの、マンションにだけかかる維持費もあります。そこで、マンションの維持費について具体的に解説します。
管理費とは、マンションの共用部を維持管理するための費用です。管理費が使用されている具体的な場所や内容をあげると、以下の通りです。
修繕積立金とは、建物の診断や修繕工事のための費用です。基本的には積み立てをし、将来の大規模修繕に備えます。修繕積立金が活用される工事の例をあげると、以下の通りです。
駐車場や駐輪場を契約している場合、利用するための費用が別途かかります。駐車場・駐輪場代は住宅ローンとは別に支払う必要があり、住宅ローンの完済後も費用がかかる可能性があります。ただし、管理費に駐車場使用料が含まれていれば改めて費用は請求されません。
一戸建ての維持費を安く抑えるには、どうすればよいのでしょうか。以下で具体的な方法を解説します。
耐久性に優れた一戸建てはメンテナンスの周期や回数が少ないため、維持費が安くなります。また、家を建ててから10~15年程度で修繕が必要になるため、新築を購入すればさらに維持費を減らせます。
定期的な点検と修繕も、一戸建ての維持費を抑えるためには大切です。屋根や外壁など重要な部分は数年単位でメンテナンスをすることにより、大きな修繕が必要になる前に対処でき、結果として維持費を安く抑えられます。
簡単な修繕について自分で対応すると、費用の節約が可能です。たとえば、壁紙や床材の貼り替えなどは、専門的な技術がなくても対応できます。ただし、見栄えを気にする人は建築会社や工務店に依頼した方がよいでしょう。
マンションの維持費を安く抑えるには、どうすればよいのでしょうか。以下で具体的な方法を解説します。
マンションで必ずかかる管理費・修繕費は、基本的には後から減らしたり節約したりできません。そのため、必要最低限の管理費や修繕費であるか契約前に確認しましょう。たとえば、装飾が過剰な場合や庭木が豪華な場合は管理費が高くなりがちなため、注意が必要です。
戸数が多いマンションほど維持費は安い傾向があります。各戸からから管理費や修繕積立金を徴収するため、戸数が多いと一戸あたりの負担が少なくても十分な資金を集められるからです。
築年数が浅いマンションは修繕が必要になる機会は少なく、負担すべき管理費や修繕費も低めです。管理費や修繕費は契約後に減額しにくいため、あらかじめ確認しておきましょう。
一戸建てとマンションの維持費は、年数によってどのような違いがあるのでしょうか。年数ごとの維持費について解説します。
一戸建てとマンション、それぞれについて10年間の維持費の目安をまとめると、以下の通りです。
| 項目 | 一戸建て | マンション |
|---|---|---|
| 税金 | 80万円 | 5万円 |
| 保険 | 20万円 | 5万円 |
| 修繕費 | 0円 | 0円(専有部分) |
| 管理費・修繕積立金 | 0円 | 313万円 |
| 合計 | 100万円 | 438万円 |
10年経過した時点では、一戸建ての方が343万円も維持費が安くなります。ただし、一戸建てで独自に修繕費用を積み立てている場合、実質的にはほとんど差はないでしょう。
一戸建てとマンションそれぞれについて20年間の維持費の目安をまとめると、以下の通りです。
| 項目 | 一戸建て | マンション |
|---|---|---|
| 税金 | 160万円 | 240万円 |
| 保険 | 40万円 | 10万円 |
| 修繕費 | 350万円 | 100万円(専有部分) |
| 管理費・修繕積立金 | 0円 | 626万円 |
| 合計 | 550万円 | 976万円 |
20年が経過すると、マンションの維持費は約400万円も一戸建てより高い状態になります。ただし、一戸建てについては自分で修繕計画を立て、費用を準備しなければなりません。
一戸建てとマンションそれぞれについて30年間の維持費の目安をまとめると、以下の通りです。
| 項目 | 一戸建て | マンション |
|---|---|---|
| 税金 | 240万円 | 360万円 |
| 保険 | 60万円 | 15万円 |
| 修繕費 | 700万円 | 200万円(専有部分) |
| 管理費・修繕積立金 | 0円 | 940万円 |
| 合計 | 1,000万円 | 1,515万円 |
30年が経過すれば、一戸建てとマンションの維持費の差は約500万円になります。ほとんどの項目は一戸建てもマンションも共通しているものの、長期的に考えるとマンションは管理費の負担が特に大きくなるでしょう。
一戸建てやマンションの維持費を支払えない場合、住宅を適切に保持できません。そのため、売却も視野に入れる必要が生じます。そのような事態を防ぐには、住宅ローンを組む前の段階で慎重な資金計画を立てるべきです。住宅ローンの返済だけでなく維持費の負担も考慮し、余裕のある資金計画を立てましょう。
一戸建てとマンションは、いずれも維持費がかかります。マンションは管理費や修繕積立金の負担も必須となっており、一戸建てよりも負担が大きくなりがちです。ただし、一戸建てについても自分たちで修繕に備える必要があるため、計画的に資金を用意することが大切です。今回解説した維持費を安くする方法もぜひ参考にし、できるだけ負担を抑えましょう。
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執筆:イエタッタ埼玉編集部
注意:2024年5月24日時点の情報を基に執筆しております。最新情報と異なる場合がございます。