無垢材の魅力と注意すべきポイントとは?無垢材が素敵な施工事例も紹介|埼玉の家づくりを応援

2026.06.10(更新)

無垢材の魅力と注意すべきポイントとは?無垢材が素敵な施工事例も紹介

無垢材の床材に使われそうな丸太の写真

今回は無垢材の魅力とデメリット、実際の施工事例をお伝えするコラムになっています。
モデルハウスなどで無垢材がいいな!と思っている方に、本当に無垢材でいいかどうか?注意すべきポイントまで知ってもらった上で選んでいただきたいポイントまで解説していきます。
また、イエタッタ埼玉で紹介している住宅会社の施工事例もピックアップして、ポイントを解説していきます。
それでは、まずは今回のコラムの要点からみていきましょう。

・無垢材の最大の魅力は、その足ざわりと保温性

・床暖房などを使わなくても、冬はひんやり感が少なく女性にもやさしい素材

・無垢材で注意すべき点は「動く」こと。木の特性として、季節・湿度によって伸縮することを理解して採用しましょう

・日焼けやキズがつきやすい特性もありますが、自然素材ならではの経年変化も楽しめるような感覚で採用しましょう

 

1. 無垢材の魅力

無垢材の魅力は大きくわけて2つあります。
1つが素足で歩いた時のやさしい足ざわり、そして2つ目が素材が持つ保温性です。

 

1-1. 足ざわりが快適

無垢材の床に座る赤ちゃん

まず、無垢材を選ばれる方の多くが、素足で歩いた時の「足ざわり」を理由に選ばれます。
木の種類によっても変わる、そのやさしい素材感が魅力です。
壁を漆喰などの自然素材と組み合わせると、床・壁などの主要な内装材を自然素材とすることで素敵な空間ができあがります。
このような自然素材を活用して、見た目だけでなく触れた時の感覚も大事にしているハウスメーカー・住宅会社も多くあります。
家づくりを考えている方は、一度はこの無垢材の感覚に触れてみるとよいでしょう。

 

1-2. 素材が持つ保温性

鉄・コンクリート・木材・断熱材の熱伝導率の違いを表す図

無垢材はその名の通り、木材をそのまま切り出している床材です。
木の種類や加工にもよりますが、一般的な工業フローリングはコーティングされてツルツルになっている一方、無垢材は木が持つ保温性を活用できます。
木は、断熱材ほどではないにしろ、熱を伝えにくい素材であるがゆえに、肌がふれたときにヒヤっとしにくい特徴があります。

木材の細胞構造を示す電子顕微鏡画像

画像引用:森林総合研究所 日本産木材データベース

それには理由があり、上図のように木材には細かい空洞があります。
細かい空洞の中の空気が熱を伝えにくくしており、この構造は断熱材の仕組みと同様になっています。
このような構造的な仕組みからも、木の本来の素材が活かされている無垢材は、あたたかい素材と言えます。
断熱方式や日射取得の方法・方位、さらには住まわれる方の感覚によっては、床暖房がなくとも十分あたたかさを感じることができます。

 

2. 無垢材を採用する上での注意ポイント

一方、無垢材は一般的なフローリングに比べ、注意点が多い側面も理解した上で導入することをおすすめします。

 

2-1. 無垢材は季節に応じて「動く」

無垢材の伸縮に関する構造的特徴の説明図
無垢材で注意すべき点は「動く」こと。
動くとは、木の特性として季節・湿度によって伸縮することを指します。
床材は工場から出荷されるときに、プラスマイナスの誤差を許容範囲に含める規定の寸法があります。
しかし、木材は上述の顕微鏡で拡大したような中身になっており、湿気などの影響を大きく受けます。
そのため、湿気が多い夏場は膨らんで寸法が大きくなったり、冬場の湿気が少ない時期は縮むという性質があります。

無垢材の突き上げと目隙現象を解説する図

床材として施工後もこのような現象が起き、床材が膨らんでしまって床材同士がぶつかって盛り上げってきてしまう現象を「突き上げ」、反対に床材が縮んで床材の間が空いてきてしまう現象を「目隙」と専門用語では言います。
これは木を原料にした木質フローリング全般で起きる現象で、床材製造メーカーの注意書きにも必ず書いてある事項ですが、特に無垢材はその変化が大きいことが特徴です。

 

2-2. キズや水分に弱い

傷や水分に弱い無垢材の床を表すキズついた床

無垢材はキズがつきやすいこと、水分を吸いやすいといった特性があります。
一般的なフローリングは、コーティングである程度守られているものの、無垢材は木の素材がそのまま丸出しになっています。
そのため、椅子やキャスター、モノを落としたりする場合にキズがどうしてもフローリングに比べて付きやすいです。
ただ、無垢材の場合は削ったり、熱を加えたりすることで補修できるメリットもありますが、基本的には定期的なお手入れを入れないと、キレイを保つことは難しいと考えてもらった方がよいでしょう。
無垢材を採用する場合、むしろ自然素材ならではの経年変化も楽しめるような感覚で採用することがおすすめです。

 

2-3. 日焼けで色が変化する

紫外線による無垢材の日焼け変色イメージ

紫外線の影響を受けて、木は色が変化します。
特に掃き出し窓付近はカーテンをしていても影響を受けやすく、工事中の段階で養生をしていたとしても色の変化が出てくるぐらい繊細です。
しかも、樹種によって色が濃くなったり薄くなったりする特性があり、これも経年での変化を時間と共に楽しむ感覚で付き合うことがおすすめです。
また、絨毯やラグなどでも色の変化が出てくるため、無垢材を使う場合は絨毯・カーペット類の使用はその点を考慮しましょう。

経年で色が薄くなる樹種 アッシュ・バーチ・ウォールナット など
経年で色が濃くなる樹種 オーク・ナラ・メープル・パイン など
経年で色自体が変化する樹種 ブラックチェリー・チーク・マホガニー など

 

3. イエタッタ埼玉の施工事例紹介

3-1. 個性的なインテリアが魅力的な開放感あふれる吹き抜けリビングのある家

彩ハウス施工の無垢材と漆喰を活用した吹き抜けリビングの事例

出典:彩ハウス(株式会社いのうえ工務店)

1件目の施工事例は、彩ハウス(株式会社いのうえ工務店)様施工事例をピックアップ。
杉の床材は部屋全体をあかるくしてくれます。
こちらの施工事例では、呼吸する壁といわれる漆喰の塗壁を採用しており、床・壁ともに自然素材を活用した事例になっています。
漆喰は湿度が低くなると水分を放出し、逆に湿度の高い状態では水分を吸い取る効果もあり、無垢材と似たような作用をします。
建築主の方も、自然素材を使った住空間に魅かれて、実際に彩ハウス様のショールームに足を運んで決められたとのことです。

会社情報:彩ハウス(株式会社いのうえ工務店)

 

3-2. 自分らしく暮らしを楽しむブルックリンスタイルな家

ライドホームのブルックリンスタイルの無垢材フローリングを活用した施工事例

出典:株式会社輝夢(LIGHD HOME ライドホーム)

2例目は、無垢材を活用しながらもヴィンテージな雰囲気のスタイルの、株式会社輝夢(LIGHD HOME ライドホーム)様施工事例です。
まさにニューヨーク・ブルックリンのカフェのような空間で、遊び心あふれるスタイルが魅力的です。
床の無垢材は塗装も施しており、表面の感触はほとんど変わることなく、艶があるスタイルになっておりメンテナンス性も向上させています。
また、キッチン前の壁面の羽目板と色・素材感を調和させており、ブラックな照明やスチール収納との相性も抜群です。

会社情報:株式会社輝夢(LIGHD HOME ライドホーム)

 

3-3. 【和モダン】大黒柱のある自然素材・和のしつらえの家

菊池建設の和モダン住宅に採用された無垢材と大黒柱の事例

出典:菊池建設株式会社

3例目は、どこか懐かしいようなあたたかい雰囲気の、和モダン住宅の施工事例です。
さいたま市西区に本社がある、菊池建設株式会社様施工事例になっており、檜や杉、漆喰や和紙など自然素材を活用されている住宅会社です。
当事例では、和室をリビングのフロア面より一段上げることで、格が上がった装いで和室の存在感をアップさせています。
リビングなどに採用されている無垢床材はナラ。
硬さと木目が魅力の樹種で、重厚感があり和風・洋風のどちらにも調和する人気が高い床材が採用されています。
ナラは耐久性も・耐水性が高く、無垢材の中でも床材におすすめの樹種になっています。

会社情報:菊池建設

 

4. まとめ

今回は無垢材の魅力と、採用する上での注意点を解説してきました。
無垢材は、その素材がもつあたたかさの反面、生活と共に変化する性質を楽しむ感覚が必要な側面を知っておきましょう。
イエタッタ埼玉では、このように無垢材他、自然素材を扱う会社も紹介しています。
気になった方は、施工事例で紹介した住宅会社以外にも、埼玉県内の多くの住宅会社を紹介しています。
ぜひ、イエタッタ埼玉を活用して好みの住宅会社を選んでみてください。

 

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▼執筆▼ 

家辞書/別所義浩

住宅専門コンサルタント
大手ハウスメーカー/大手住宅設備機器メーカーでの経歴を持つ
保有資格:宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー2級

 

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