差がつきやすい洗面化粧台!洗面空間のトレンドやおしゃれへの近道|埼玉の家づくりを応援
2026.06.10(更新)
2026.06.10(更新)
差がつきやすい洗面化粧台!洗面空間のトレンドやおしゃれへの近道
公開日: 最終更新日:
今回は、注文住宅でも差が付きやすい洗面空間の最新トレンドや、おしゃれにするための設計上の注意点などを解説していきます。
インスタグラムなどでも、目をひく投稿で人気が出やすい洗面空間。
おしゃれにするためのポイントなど、ぜひこのコラムを参考にしてみてください。
それでは、まず今回のコラムの要点から見ていきましょう。
・おしゃれな洗面に共通するポイントは「引き算が成立している空間」。
・造作洗面は空間に馴染みやすいためデザイン性をあげやすい一方、入替リフォームや機能性を重視する方には不向き
・アイカ工業の洗面カウンターが大人気で、モダンな雰囲気を目指す方にはおすすめ
・人気が高いヴェゼルボウル型でボウルが小さいタイプの場合、洗顔や手洗いの際に水がはねやすい特徴があるため、実際にショールームなどで体感することがおすすめ
・洗面化粧台がおしゃれになると、“ 洗面脱衣室 ” として独立した部屋でなくとも、廊下や通路の延長線上に設計することができ、間取りの自由度が向上する

まず、おしゃれな洗面にするための共通するポイントは「引き算が成立している空間」です。
引き算とは何か?簡単にお伝えすると、ごちゃごちゃしていない空間です。
注文住宅の場合、どうしてもあれこれ追加したり、色を多様に使いわけたくなるものですが、おしゃれに見える空間はスッキリ見えるようになっています。
上記の施工事例をとりあげると、全体はグレーを基調色として、床材の色に合わせたカウンターで空間調和を図り、さらに水栓をブラックにすることでアクセントをつけています。
ここに例えば収納用の棚・引き出しなどをたくさんつけてしまうと、少しごちゃごちゃしてせっかくの空間が崩れてくる原因になります。
洗面に限らずの法則ではありますが、できるだけ盛りだくさんにしないこと、つまりをシンプルにするために「引き算」を意識することでおしゃれな空間に近づいていきます。

出典:古河林業株式会社
洗面化粧台を検討するとき、まず決めるべき大きな分かれ道は、メーカー品などの既製品にするか、造作でつくる洗面化粧台にするか?です。
もちろんメーカーの既製品でもおしゃれな製品はたくさんありますが、基本的にユニットとなっていることや、色・素材も決まっている中から選ぶことになります。
ピッタリ合う色・素材があればよいですが、デザイン性を考えていくと高級価格帯の商品に目がいきがちです。
一方、造作洗面は空間に馴染みやすいためデザイン性をあげやすく、価格も既製品の高級価格帯の既製品に比べれば、安価に仕上げやすいです。
そのため、価格を抑えながら空間に馴染む洗面化粧台を考えていくと、造作洗面一択となってしまいます。
ただ、造作洗面での注意点は、入替リフォームや機能性を重視する方には不向きという点です。
ユニットの置き型の洗面化粧台は、比較的簡単に入替工事ができ、クロス工事が伴わなければ半日もあれば工事完了します。
一方、造作洗面は形態にもよりますが、全入替になると既製品に比べて少し大掛かりな工事になる可能性もあります。

画像引用:アイカ工業・カタログ
昨今、工務店・ハウスメーカーで採用されている造作の洗面化粧台では、アイカ工業の商品を活用した仕様がかなり多いです。
アイカ工業は様々な素材をつくる総合素材メーカーですが、その中でもスッキリとしたボウル一体型の洗面カウンターが大人気です。
特にモダンな雰囲気を目指す方にはおすすめで、和モダン・シンプルモダンといった普遍的に人気があるデザインだけでなく、ジャパンディ・北欧スタイルなどにもマッチしやすいことで人気が高くなっています。
あえてデメリットをあげるとすれば、昨今「みんな、だいたいコレ」になっていることでしょうか。
また、カウンター自体はシンプルな造りになっているため、カウンター以外のミラーや装飾でいかにオリジナリティを出せるか?がコーディネートのポイントです。
ここまでは、造作洗面を中心とした昨今のトレンドをお伝えしてきましたが、一方で流行りの洗面化粧台には注意点やデメリットも存在します。
そんな注意すべきポイントをみていきましょう。

アイカ工業のカウンター洗面につづいて人気が高い、ヴェゼルボウル型の洗面化粧台にする場合、ボウルはできるだけ大きめなタイプを選びましょう。
ボウルが小さい方がおしゃれな雰囲気を出しやすいのですが、洗顔や手洗いの際に水がはねやすいです。
実際ショールームなどで体感できる場合は、水を出して体感してみることがおすすめです。
水を出すことなどが難しい場合、ご自身で洗顔したり手を洗うイメージを現物を見ながらしてみると、ネットだけで見るよりその大きさの感覚に気付くでしょう。

最後に、おしゃれな洗面にする隠れた効果として、「間取りの自由度が上がるコト」をピックアップします。
これまで洗面化粧台が置かれる場所は、お風呂に隣接する2畳程度の「洗面脱衣室」が一般的でした。
もちろん、今でも出現率が高い間取りパターンではあるのですが、昨今はお風呂に隣接する部屋は「脱衣室」、そして洗濯機を置く場所は「ランドリースペース」とされる方が増えてきました。
共働き+室内干しが主流化、という社会的背景に伴う間取りの変化ですが、この場合に洗面化粧台の置き場所も変わってきます。

出典:大野建設株式会社
昨今は廊下などの延長線上に洗面化粧台が位置している場合など、以前に比べて少しオープンな空間に出てくることが多くなりました。
その理由として、洗面化粧台がおしゃれになったことが原因であると見ています。
見るからに「洗面台」という雰囲気だと、“ 洗面脱衣室 ” として独立した部屋に格納したくなりますが、ホテルにようなおしゃれな洗面化粧台であれば、見えてもデザイン上のネックになりにくいことで大きな変化が生まれています。
この洗面化粧台のおしゃれ度によって、廊下や通路の延長線上にも洗面化粧台を設計することができるため、間取りの自由度が向上します。
注文住宅では、家事動線というキーワードも外せないキーワードの1つです。
洗面化粧台をおしゃれにすることで、今までの既成概念を取り外して、間取りも自由に組みやすくなることが隠れた効果と言えます。
今回はみなさんが気になる、おしゃれな洗面空間について特集してきました。
引き算を意識しながら付け加えすぎないことや、デザイン性だけでなく毎日使う設備のため、ストレスがたまるような仕様でないことをしっかり確認しながらプランニングをしていくとよいでしょう。
昨今は、SNSやホームページなどが充実しているため、現物を見ずに購入して思ったより・・・だったという後悔は、まさにあるあるな話です。
特に注文住宅の場合、住宅会社と協議しながらすすめていく上で、今回のコラムの内容を参考にしてみてください。
イエタッタ埼玉では、洗面空間もおしゃれに仕上げることができる工務店・ハウスメーカーを紹介しています。
ぜひ埼玉県内の工務店・ハウスメーカー比較にイエタッタ埼玉をご活用ください。
▼執筆▼
住宅専門コンサルタント
大手ハウスメーカー/大手住宅設備機器メーカーでの経歴を持つ
保有資格:宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー2級